GERBERA PARTNERSブログ

社会保険|どうやったら社会保険料を減らすことができますか?(その2)

2014/07/22

Q 社会保険料を下げるための対策をすると、社員の立場としては将来の年金が下がることもあって、賛否が分かれてしまいます。社員の了承を得ながら進められる対策はありませんか?

 

A たしかに、会社が社会保険料を下げるような行動に出ると、従業員さんのモチベーションが下がることが想定されるため、あまり大きな現状変更はできませんね。

 

 では、新たに人を採用するときに、[2ヶ月以内の有期雇用契約]を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 健康保険や厚生年金保険といった社会保険は、2ヶ月以内の期間を定めて使用する者には適用が除外されており、加入の義務がありません。新たに人を採用する場合は、まずは2ヶ月間の有期雇用契約を締結し、その期間における勤務態度や職務遂行能力などをみてから、正式な継続雇用契約を締結するというのも一つの方法です。

 

 3ヶ月間の試用期間を設けておられる企業が多いのですが、その試用期間をあえて2ヶ月間とし、試用期間は有期雇用契約として、その試用期間をパスすれば継続雇用契約になる、という算段です。

 20140722

 

 有期雇用契約の期間満了時点で契約が解除となれば、2ヶ月が経った時点で退職することになります。この場合、本来14日を超えて雇用したときに発生する解雇予告手当についても、契約期間を超えてまで支給する必要はなくなります。

 

 デメリットとしては、求人の際にその旨を伝えなければならないということです。「当初2ヶ月間は有期雇用契約、その後正社員契約」という感じになります。この2ヶ月間は社会保険の加入がなくなるため、保険料の個人負担がなくなり、手取り額が増えるので喜ぶ人もいますが、社会保険に加入できない点を嫌がる人もいると思われます。

 

 そのため、この2ヶ月間の社会保険への加入については、従業員さんの希望に任せるという方法も検討しつつ、制度の導入を図っていただければと思います。

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