GERBERA PARTNERSブログ

中国|中国人に売る!タオバオの天猫国際で「越境EC」に挑戦しよう!

2015/07/08

Q 日本製品をEコマース(電子商取引)で中国人に売る方法として、越境ECというものがあると聞きました。いままでのECとの違いを教えていただきたいです。また、当社は中国語を話せる人材もいないので、どこかにサポートをお願いしたいのですが、どのようなサポートをしてもらえるのでしょうか?

 

A 中国のECモールで有名なのは、タオバオ、京東、唯品会、1号店などで、これらは中国電子商取引におけるBtoC市場でしのぎをけずっています。まずは中国のEC市場をご理解いただきたいのですが、最大手のタオバオは、2014年に日本最大のECモールである楽天の15倍に達しています。

 

20150708EC市場規模

 

 中国でのECモールは2000年代前半から始まり、増加の一途をたどっています。今後も、国内物流の発展とともに、ますます伸びることが予想されます。ただ、大きな問題として立ちはだかるのが、ニセモノに対する問題です。タオバオが運営している天猫(T-mall)は、中国に会社がなければ出店することができないのですが、EC市場の規模は最大で、非常に魅力的です。ただし、並行輸入品やニセモノが多く出回り、正規輸入品のほうが高くなったりして、市場が乱れているのもマイナスの特徴といえます。

 

 日本企業が、日本にいながらにしてこの天猫(T-mall)に参入するには、中国国内に法人がなければならないため、中国に100%独資で進出するか、中国企業と組んで合弁会社を立ち上げるか、あるいは中国企業に一切を任せて輸出販売に徹するかなどを選択しなければなりません。

 

そして、うまくT-mallに出店できたとしても、今度は並行輸入品やニセモノに悩まされることになります。

 

 このような問題点を克服したのが、2014年に立ち上がった天猫国際(国際T-mall)と呼ばれるECモールです。もともとあったT-mallとの大きな違いは、T-mallが中国本土で開設されているのに対して、国際T-mallは香港で開催されているということです。

 

 また、国際T-mallは、世界中のメーカーまたはそれらのメーカーから独占販売権を得た業者でなければ出店することができず、そのため、ニセモノが出回る心配がないという意味で、今後の中国市場において大きく注目されることが約束されているサイトとなっています。すでにイギリスやオーストラリアの郵便局も進出しており、国際的にも注目されています。

 

 そしてもう一つ、この国際T-mallの大きな特徴は、出店する企業が中国本土に会社を設立する必要がないということです。日本に居ながらにして、中国本土に住んでいる中国人に向けて商品を売ることができます。実際、弊社も今年、東京事務所と大阪事務所と、海外拠点のスタッフが合同でハワイに研修旅行に行ったのですが、中国人スタッフが爆買いする姿に、みんな驚いていました。中国人スタッフたちは、中国で買うよりも安いので、目を輝かせて両手いっぱいに買い物をしていたのがすごく印象的でした。

 

 現在、日本のアパレルブランド、日用品メーカー、化粧品、健康食品などが、この国際T-mallへの出店を検討されていると思います。いろんな業者さんが声をかけてくると思いますが、一番いいのは、中国側にサイトを作成してもらうことです。サイトの作成は、日本企業には無理と断言できます。中国人の購入パターンを知っている中国人でなければ、なかなか売れるサイトは作れないでしょう。

 

 そしてまた、中国人の消費者は、問い合わせをメールでするのではなく、チャットで行います。「せっかち」という言葉が当てはまるのかもしれません。チャットですぐに返事が来なければ、ほかの店に移ってしまうのです。そのため、どのショップも、中国語で常に返事を返せるスタッフを雇用しています。そういう意味でも、サイト運営自体は、中国側に任せたほうがいいといえます。

 

 もっとも良い方法は、サイトを運営してくれて、しかも商品を日本側の輸出港のコンテナヤードから先を、すべて中国側がやってくれるという方法です。そうすれば、日本側のリスクは、東京港や横浜港、大阪港などの倉庫まで運ぶだけで済むことになります。そこまでやってくれる業者がたくさんありますが、そのなかでも、実績をきちんと積んでいる先を見つけなければなりません。

 

 ガルベラ・パートナーズは、中国全土でそのようなIT業者や物流業者と太い信用のパイプでつながっています。それらの会社は、いずれも中国EC市場で成功し、少なくとも数百億円の売り上げを誇ります。それぐらい、ECモールで売ることを得意とする業者ばかりです。なぜ当社が中国でも10本の指に入るような大手企業とお付き合いができているのか、その理由はぜひまたお尋ねいただければと思います。

 

 日本側は、中国側に卸すだけで済みます。たとえば、「当社は卸売しかやっておらず、中国の消費者へ個別に国際配送するなんて手間がかかるし、そもそもそのような人材がいない」と鼻からあきらめる企業経営者もいます。ところが、そのようなことはしなくても構わないのです。コンテナ単位で中国に持っていってくれるからです。また、ECモールへの出店補償金(25,000ドル)も、中国側が出してくれます。

 

 このように、越境ECは今がチャンスです。いろんな事業者から声がかかりますが、これまで、上記のやり方以上に日本側のリスクを減らせる方法を見たことがありません。ぜひこの機会に、貴社の商品について、お隣の国の巨大なマーケットに販路を築くことを検討されてはいかがでしょうか。

 

 越境ECは、日本でブランドがあっても成功するとは限らず、あるいは日本でブランドがなくても、ストーリーを構築して差別化することで、中国人に受け入れられることが多いといえます。いまこそ日系企業が中国市場に打って出る千載一遇のチャンスだと考えております。中国にまだ進出していないメーカーや代理店さんは、越境ECをぜひご検討ください。

 

 中国の越境ECについては、セミナーも随時実施しています。以下のサイトに掲載しますので、ぜひチェックしてください。あるいは、個別のご質問もお気軽にお寄せください。

 

『ガルベラの中国進出サポート』サイトはこちら


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