GERBERA PARTNERSブログ

IPO(株式上場)|株式上場の隠されたメリットとは?

2014/10/10

Q 当社は北欧雑貨の小売店舗の展開をしており、直営店、フランチャイズが順調に増えてきています。「そろそろ株式上場はどうか」と周りからも言われるのですが、そもそも上場のメリットって何なのでしょうか?

 

A ガルベラ・パートナーズでは、過去6年間、毎年クライアント様が1~2社株式上場に成功しており、いまも来年以降に株式上場を目指すクライアント様を数多くサポートしています。

 

 これらの会社が株式上場に最もメリットを感じていることは、各社各様ですが、デメリットも含めて、以下に整理したいと思います。

 

<株式上場のメリット>

1.返済しなくてもいい資金(出資金)を調達することができる。

2.創業者は、株式上場により創業者利益を獲得することができる。

3.会社の知名度が向上し、社会的信用が増す。

4.銀行からの借入や社債発行がしやすくなる。

5.優良会社としてのイメージが高まり、見込客に好印象を与えられる。

6.優秀な人材を採用しやすくなり、また、社員が定着しやすくなる。

7.上場申請の過程で、会社の経営管理体制が強化される。

8.持株会やストックオプションを導入して、福利厚生が充実する。

9.非同族会社になるため、同族会社に対する留保金課税がなくなる。

10.換金性が高まるため、相続対策がしやすくなる。

 

<株式上場のデメリット>

1.上場にいたるまでの監査法人、証券会社などに支払う上場コストが相当かかる。

2.証券市場で買占められることにより、経営権が侵害されるリスクがある。

3.モノ言う株主から経営陣に対するプレッシャーが増大する。

4.株式事務やコンプライアンス人材の人件費などの管理コストが増加する。

5.決算内容や事業内容の開示が義務付けられ、事務負担が増大する。

 

 上記のようなものが、一般的には挙げられるかと思いますが、実は見えないところでさらに大きく、半永久的に享受できるメリットが潜んでいます。

 

 経営者は、後継者を株主とする資産保有会社(または資産管理会社)を設立し、その上場株式を保有しつつ、不動産や国際金融資産などのプライベート資産を運用して、さらに私財を増やすことが可能です。経営者の家族が役員となり、役員給与を享受することもでき、また、その上場した会社に、自己が保有する資産をリースして、安定収入を得ることも可能となります。ただし、様々な開示義務もあるため、運営には注意も必要です。

 

 上場準備を始めて株式上場に至るまで平均すると4、5年かかり、そのために採用する人材の人件費も含めれば株式上場に要するコストは1億円程度かかりますが、お金がかかったとしても上場のメリットは大きく、また、それらの上場コストはすぐに回収できると思われます。

 

 株式を上場するためには「安定収入の仕組み」と「人材」が必要ですが、これらの要件が揃ったら、貴社も株式上場を視野に入れられてみてはいかがでしょうか。

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