GERBERA PARTNERSブログ

事業承継|借金がある会社の事業承継について(2)

2016/09/09

Q 当社は債務超過となっていますが、できればきれいにして後継者に引き継ぎたいと思っています。なにかいい方法はありませんか?

 

A まず、大抵の債務超過会社は、以下のいずれかに該当するかと思います。

(1) 本業が赤字で、気が付けば債務超過になっていた。

(2) 本業は好調だが、別の投資で失敗して債務超過である。

 

 事業が再び息を吹き返すかどうかについては、(1)(2)のそれぞれにおいて、天国と地獄に分かれます。

 

(1)本業が赤字の場合

 [天国] リストラに成功、営業が好転した

 [地獄] 営業がうまくいかない、売れる商品がない

(2)別投資で失敗した場合

 [天国] 債権者(銀行など)がリスケジュールや債権放棄除に応じてくれた、事業の売却先がみつかった

 [地獄] 債権者が話し合いに応じてくれない

 

 ほかにも、いろいろな原因で天国と地獄に分かれますが、自力再生をめざすためにも、上述の[天国]へのキップを勝ち取らなければなりません。そのために取れる方法はいろいろありますが、どの方法を取るかについては、その会社の経営状況の段階に応じて考える必要があります。

 

 事業承継のために、経営者がまず行わなければならないことは、「自力再生」に向けた経営改善であり、債権者との良好な関係づくりです。自力再生ができるからこそ、次に組織再編を検討できるとお考えください。

 

 経営改善には、収益性や生産性、商品開発、人材育成など、「増やす」改善と、経費削減、人事リストラという「減らす」改善があります。これらの改善は、経営者自らが行わなければなりません。コンサルタントやほかの経営者が改善できるくらいなら、彼らは会社ごと購入できるはずです。果たして、彼らは買ってくれるでしょうか?改善のヒントや他社の事例のご紹介はできますが、最終的には、自力で再生しようと努力し、従業員や債権者に応援してもらえる経営者しか生き残れないのが実際のところではないでしょうか。

 

 自力再生の個々の手法についての解説は、別の機会に譲るとして、今回は、比較的簡単な手法をご紹介します。

 

 債務超過に陥っている会社は、オーナー社長から多額の借入を行っている場合があり、その場合は会社のバランスシートに「社長借入金」勘定が存在することになります。

 

 今回は、この「社長借入金」がある場合のお話です。そもそも、債務超過会社は、オーナー社長に借入金を返済できる見込みは薄いわけですが、このまま放置すると、この「社長借入金」は、社長自身の相続財産(会社への貸付金)として、相続税の課税対象になってしまいます。

 

 そこで、この「社長借入金」を、債務超過に陥っている会社の資本金を増資するための原資として活用します。そうすることで、社長の相続財産は減る反面、会社の株式評価額は上昇し、財務内容は健全化します。これを債務の株式化(DES;デット・エクイティー・スワップ)といいます。

 

DESに関する詳細は、弊社までお問い合わせいただきましたら、ご案内させていただきます。

 

 ガルベラ・パートナーズでは、事業承継について、様々なケースに応じて経営者の皆様からご相談をいただいており、数百件の問題を解決してまいりました。必ずや、いい専門家に出会えたと思っていただけると自負しています。ぜひお気軽にお声掛けください。

 

無料相談のお問い合わせはホームページからお願いします。

 

 


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