GERBERA PARTNERSブログ

M&A|中小企業のためのM&A (シリーズ第1回目 M&Aの概要)

2015/09/11

Q 弊社では事業承継を検討していますが、子供がいないため、どのように承継するか悩んでいます。このような場合、一般的にどのような方法を採るのでしょうか?基本的なことからで結構ですので、教えていただけますでしょうか。

 

A はい、確かに最近の事業承継では親族「内」の承継だけでなく、親族「外」の承継が多くなってきています。ある統計では事業承継の4割が親族「外」承継と言われています。

 

 親族外承継で真っ先に思いつくのが、会社を売却するという意味での「M&A」ではないでしょうか。

 

 M&Aと言っても、手法(合併、株式譲渡、事業譲渡、株式交換、業務提携など)や、業者の選定(M&A専門の業者、商工会議所、顧問税理士経由、中小企業基盤機構など)、料金体系(着手金、中間金、成功報酬、リテーナーフィーなど)、専門家への依頼事項(財務・法務・税務デューデリジェンス、ファイナンシャルアドバイザー、精通者による鑑定、不動産調査、労務問題など)、などやることは多岐に渡ります。

 

 今回から数回にわたり、特に「中小・零細企業向けのM&A」について連載して参ります。次回からの予定としては以下の順で、詳細についてご案内して参ります。

 

1.業者の選定(そもそもM&Aを誰に頼めばいいか)

2.手法(どのような方法が一番自社に適しているか)

3.料金体系(どの時点で、どのくらい、誰がフィーを払うのか)

4.税務、労務、法務の観点からの注意点

5.成功事例・失敗事例のご紹介

6.M&Aを終えた後

 

 ご自身のご興味があるテーマのみ見ていただいても結構です。また、「自分は親族内承継だから関係ないかな」とお考えの方でも、M&Aは非常に参考になる部分もありますので、是非ご参考にしてみて下さい。それでは、次回は「業者の選定」についてお話を進めて参ります。楽しみにしていてください。


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