GERBERA PARTNERSブログ

M&A|後継者のいない会社を買収するにはどうしたらいいですか?

2014/08/29

Q 銀行から、後継者がいない会社を買いませんかと提案を受けたのですが、初めてのことなので、何から始めていいのかが分かりません。どのように手続きをすすめればいいのでしょうか?

 

A まずは、その会社が黒字なのか、赤字なのかを確認する必要があります。3年分の月次損益や税務申告書、決算書などを提出してもらい、事業の推移をご確認ください。そして簡易計算でもいいので、貴社なりに、その事業の価値を算出してください。

 

 もし買収対象の事業が黒字であれば、現金その他の資産がいろいろとあると思われます。それらを全部買い取る必要はないと思いますので、ある程度整理も必要になります。

 

会社を現預金で買収する方法としては、事業に関する資産および負債を抜き出して、それらの価値に基づいて購入するという「事業譲渡」か、あるいはその対象会社の株を持っている株主からその会社の株を購入する「株式譲渡」のいずれかが考えられます。

 

 現預金によらない買収の方法として、株式交換が挙げられます。貴社が新株を発行して、相手の株主が持っている株と交換することで、貴社の100%子会社にするという方法です。しかし、貴社が上場していないのであれば、相手は貴社の株を受け取ってもメリットがないため、この選択肢はなかなか選択されることはありません。

 

 事業が赤字の場合でも、貴社の事業との相乗効果によってメリットが見出せるのであれば、なんらかの方法で買収することをお勧めします。この場合は、簿外債務などの見えないリスクが大きいことから、「株式譲渡」ではなく、「事業譲渡」により必要な資産と負債だけをピンポピントに買収されることをお勧めします。

ページの先頭へ