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中国|中国では課長クラス以上の従業員に残業代を支払う義務がありますか?

2014/09/24

Q 中国の現地法人の課長クラス以上の従業員には、役職手当などの各種手当を支給しています。そのため現在は残業代を支給しておりません。しかしこのようなやり方は違法だと指摘されました。中国では必ず残業代を支払う義務がありますか?

 

A 中国では、標準勤務時間制で勤務する従業員が時間外労働を行うと、残業代が発生します。管理職に就く従業員であっても例外ではありません。

 

 実務ではよく、課長クラス以上の従業員(総経理を含む)には役職手当を与えているため、残業代を支給していないケースがありますが、これは実は違法です。管理職従業員にも、このことを理由に企業に対して労働契約の解除および経済補償金の支給を求める権利があります。

 

 ただし、不定時勤務制のもとに勤務する従業員は、たとえ1日8時間を超えて働いても残業代は発生しません。なお、不定時勤務時間制度を実施するには、政府労働行政管理部門に申請し、その認可を受ける必要があります。

 

 総合計算時間制で勤務する従業員は、残業代が発生し、約定した単位勤務時間を超えて勤務した場合、前述基準に従い、残業代を支給する必要が生じます。

 

 会社にあった勤務制度を採用し、残業代金支払いに関してはよく注意をする必要があります。不定時勤務制や総合計算時間制への変更申請についてご不明の際は、いつでもご相談ください。

 

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