GERBERA PARTNERSブログ

フィリピン|フィリピン人材の可能性(技能実習生、高度人材、オフショア開発)

2015/10/28

Q フィリピンは若い人材が豊富な国と聞いています。介護人材や家事使用人などの人材としても期待されているようですが、実際の状況を教えてもらえませんか?

 

A フィリピンは豊富な英語人材の国として注目されています。

 ・人口    1億140万人(2015年6月末)

 ・平均年齢  23歳(ちなみに、ベトナムは30歳)

 ・平均出生率 3.1人(当面の間、人口ボーナス期になります)

 

 フィリピン人は、得意の英語力を武器に、海を越えて働きにでるOFW(OverSeas Filipino Worker)と呼ばれる海外労働者が多いことで有名です。フィリピンのGDPの10~20%は、OFWからの海外送金に依存していると言われています。

 

 フィリピン人はたいへん家族を大事にすることで有名であり、家族のためには苦労を厭わず海外で働きます。

 

 また言語習得能力が非常に高いこと、朗らかで楽天的、環境適用能力が高いことなど、多くの強みが有り、海外労働者として進出が盛んです。特に看護士・介護士・メイド(家事使用人)は有名で、欧米・中東・アジア先進国など世界各地で活躍しています。

 

 8月末に政府が「政府が国家戦略特区の大阪と神奈川で外国人を使った家事代行サービスを年内に解禁する」と発表しました。ベネッセやパソナの子会社など一部の人材会社がさっそく動き出しているようです。

 

 人手不足にあえぐ日本の介護業界の救いとなりうる期待を集めているようですが、現状では、日本語の習得を義務づける点がネックとなり、日本での受入があまり進んでいないようです。

 

 フィリピン人は英語が得意ですので、ワールドワイドで需要があります。あえて日本語を習得して来日するモチベーションは低いというのが要因のようです。

 

 他方で、製造業の技能実習生など、作業が中心で、工場側で英語コミュニケーションに対応可能などの配慮ができる職場では、着実に受入が進んでいます。

 

 またIT人材も豊富であり、プログラム技術を学んだ若い人材も多数います。高度人材として、日本への招致している企業もありますが、生活コストも考慮すると、日本人なみかそれ以上の待遇が必要であり、必然的に大手IT企業が中心となっています。

 

 コストを重視する中小IT企業では、オフショア開発拠点をフィリピン、ベトナム、ミャンマーに現地法人として設立し、人件費が日本の1/3ともいわれる現地IT人材を活用し、開発を進めている企業もあるようです。

 

 弊社では、フィリピン人材やベトナム人材、ミャンマー人材など、アセアン人材の採用支援を行っております。なんなりとご相談ください。HPはこちら

 


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