GERBERA PARTNERSブログ

中国|6月18日は中国の伝統祝日端午の節句ですが、中国人はこの日にどんなことをする習慣がありますか?

2018/06/21

Q、6月18日が中国の端午の節句でした。中国の取引先と仲良くするために、中国の端午の節句の文化を知りたいです。中国人はこの日にどんなことをしますか?春節のように餃子を食べますか?

  A、端午の節句は毎年の旧暦の5月5日なので、西洋歴から見ると毎年日付が変わります。今年は6月18日ですが、昨年は5月30日でした。この日は餃子ではなく、中国人は上の写真の粽を食べます。  

解説(公開日:2018/06/21  最終更新日:2018/06/22 )

私の記憶の中で、毎年この時期になると、母は必ず事前に大量の粽用の葉っぱと糯米を買っておいて、端午の節句に朝早くから何十個も作り、うち用だけでなく、近所の人たちや親戚にもあげていました。母の手作り粽を食べることは端午の節句の恒例でした。

 

中国の粽は日本の粽と形も中身も違い、そして、中国では地域によって主流な粽の中身は違います。同じ地域でも手作りの場合、家庭によって味は違ってきます。

 

中国各地でたくさんの種類の粽がありますが、味で分けると、甘い粽としょっぱい粽で分けられています。

 

基本的に北は甘い派で、南はしょっぱい派です。 普段の食事だと北の人がしょっぱいおかずを好む傾向があり、南の人が甘いおかずを好む傾向があるのに、粽となると逆転です。中国人の私でも不思議に思います。

 

北京を代表に、北の地域ではもち米の中にナツメか小豆を包むのが主流で、甘い粽が多いです。そして食べる時はさらにお砂糖や黒砂糖をつけて食べる人も少なくありません。

 

広東省を代表に南の地域ではもち米の中にしょっぱくした豚バラ肉や味付卵、またはハムやソーセージを包むのが主流で、しょっぱい粽が多いです。

台湾も南なのでしょっぱい派、チャーシュー粽や八宝粽などがあります。

 

そのほかに、海南島には南国風味の粽、四川省に辛い粽、西安にハチミツをかけて食べる冷たい粽など、多種多様です。

 

端午の節句の風習として、粽を食べる以外に、お酒を飲むことや、龍船の試合など、地域や民族によって、異なる伝統行事があります。 その中で、全国で一般的なのは下記の写真のような五色糸を結ぶことです。

   

端午の節句の朝から、首、手首や足首につけて、端午の節句以来の初の雨の日までつけておきます。基本的には男性は左に、女性は右につけるようにしています。 そして、初の雨の日が来たら雨の中に捨てて流します。

(あまり環境にやさしくない話ですが・・・)   

五色糸を付けることは紀元前からあった風習で、悩みや病気が雨水とともに流れ、「長生きできるように」という意味でつけると言われています。

 

中国の文化や語学を学びたい方は、弊社が運営している中国語教室チャイナ・フォーカス・アカデミーをお選びいただければ幸いです。教室にての勉強はもちろんのこと、御社まで講師を派遣することも可能です。また、中国人観光客の受入接遇をテーマとした中国語圏異文化認識セミナーも行っており、御社まで講師が出張セミナーをご提供いたします。

   
  • 無料体験レッスンを受付しております
  • まずはお気軽にお問合せください。
  • 電話:0364309366
  • メール:info@china-focus.jp
   

 ガルベラ・パートナーズへのお問い合わせはコチラ 

 
海外赴任.com 国際労務.com 国際税務ドットコム
海外赴任.com 国際労務.com 国際税務ドットコム
グローバル人材採用支援.com 外国人雇用と就労ビザ 福岡の海外進出支援
グローバル人材採用支援.com 外国人雇用と就労ビザ ガルベラ福岡の海外進出支援
中国ビジネスサポート 香港進出サポート 台湾進出サポート
中国ビジネスサポート 香港進出サポート 台湾進出サポート
   
 

◆ガルベラのメールマガジンに登録しませんか◆

ガルベラ・パートナーズグループでは毎月1回、税務・労務・経営に関する法改正や役立つワンポイントアドバイスを掲載したメールマガジンを配信しております。 加えて、メルマガ会員のみガルベラ・パートナーズグループセミナーに参加可能!

10秒で登録が完了するメールマガジン 登録フォームはこちら