2015/11/25
Q 中国向け越境ECが注目されているという話を聞きますが、そもそも中国越境ECとはどのようなものでしょう?
A 越境ECとはクロスボーダー(国を跨いでの)エレクトロニックコマース(=電子商取引)のことですが、特に中国では、増加する並行輸入を中国政府が取り締まるために、昨年来さまざまな法律が成立し、越境EC専用のサイトも多く立ち上がりました。この結果、中国人は中国に居ながらにして、高品質の海外商品が買えるということで、人気が急上昇しています。
そもそもは違法並行輸入を取り締まるためにできた仕組みであり、個人が個人の責任でネット上で海外の商品を購入し取り寄せるという形が一般的です。
輸入の際には、通常の輸入であれば発生するであろう増値税(日本の輸入消費税のようなもの)や関税が発生せず、代わりに「行郵税」という税金が発生します。税額が50元以下の場合は非課税になるため、多くの日用品や食品などについては税金がかからずに購入することができるため、非常に人気を博しています。
日本企業が越境ECに参加するためには、越境EC専門のサイトなどに出店するか、既に出店している代理店に商品を販売する方法などがあります。
ガルベラ・パートナーズでは、中国で貿易会社など現地法人を立ち上げるための設立・会計・税務・労務をワンストップでお受けするコンサルティング会社(大丁草企業管理諮詢有限公司)と、中国で法人を立ち上げるまでには至らないけれども、中国に商品を輸出したい企業様向けにサポートする貿易会社(大丁草貿易有限公司)を中国上海に設置し、日本企業の皆様をサポートしております。ぜひなんなりとお問い合わせいただければと存じます。
詳しくは、こちらのウェブサイト(ガルベラの中国ビジネスサポート)をご覧ください。
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