2016/07/20
Qベトナムへの現地法人設立について検討していますが、ベトナムへの海外進出は実際どうなのでしょうか?
A まずベトナムに限って言えることではないですが、海外進出の目的は何でしょうか?それが明確でないようであれば、安易な海外進出は難しいかと思われます。まずは、目的について、社内で議論していただくことをお勧めいたします。
ベトナムには現在1500社強の日系企業が進出をしておりますが、すべての会社が順調にいっているわけではありません。
まずは、以下の質問を自問自答し、もう一度検討してみましょう。
・国内への投資ではだめなのか?それはなぜか?
・いま進出しなければならないのか?今である理由は?
・自社の状況は海外進出に十分な余力はあるか?(資金、人材等)
仮にないようであれば、それらをどのように補填する計画があるか?
・社内のコンセンサス(合意)はとれているか?
進出しないとしたら、どのようなリスクがあるか?またほかに選択肢はないのか?
上記の質問、「なぜ、どうして、なんで?」を繰り返し自問自答し、そのうえで海外進出をするということになりましたら、次の準備になります。
信頼ができ、肌の合う現地パートナー(コンサルティング会社、会計事務所、弁護士事務所等)を探すことが進出成功の鍵となります。
ベトナムをはじめ海外には数多くの進出支援を手掛けている会社がありますが、自分の会社とその会社の担当者(窓口)が合うか、合わないか?がとても重要です。
実際、ベトナムへ進出する際に窓口となるのは日本人または日本語が話せるベトナム人になります。そして、その担当者はまた別の案件も手掛けているのが通常で、依頼主のスピード感、危機感が伝わらないケースもあり、結果として現地進出はできたが双方にとってしっくりこないケースとなる事例が多くあります。
肌感覚が合う、合わないといった漠然として表現ですがこれがとても重要になってきます。
実際の進出プロセス、フローは、どの業者もそれほど変わりません。見積金額や実績や経験、長さだけでなく、窓口の方との相性を実際にあって見極めること(信頼できるかできないか)をお勧めいたします。
そして、それと並行し事前調査(Feasibility Study:FS、F/S)を入念に実行、実施することが不可欠です。
今回はまずは基本的な海外進出(ベトナムを含む)の押さえておく3つをお伝えさせて頂きました。
これを押さえたうえで、基本的な外資政策・法規制・税制・労働事情・賃金・労働関係法規制を確認していくことをお勧めいたします。
まずは基本が何事も重要です。
ベトナム進出におきましては、日本側では(株)アセアン・フォーカスがサポートし、現地ベトナムには弊社100%子会社のガルベラ・パートナーズベトナム(日本人常駐)が会社設立、ライセンス取得、登記、労働許可書の取得等ワンストップで日本とベトナム側でサポート致します。
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弊社グループはホーチミンに現地法人をもち、現地日系企業様の採用のご支援もさせていただいております。今後も、現地より最新の情報発信を行ってまいります。
また、ベトナム進出をご検討の企業様につきましては、現地アテンド、会計税務のご支援、就業規則・雇用契約書等労務のご支援、秘書・通訳や人事・総務・経理スタッフの人材紹介など、様々なご支援が可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。
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