GERBERA PARTNERSブログ

香港|香港法人の撤退(清算)の手順

2022/08/31

Q、香港法人の徹底を考えています。撤退(清算)手続きを行う場合どのくらいの時間がかかるものでしょうか?

A、最も簡単な清算方法で、半年から9か月程度で清算手続きが終了します。
そういった流れでの撤退(清算)手続きが行われるか解説致します。

 

解説(公開日:2022/08/31  最終更新日:2022/09/02 )

 

近年、香港法人を設立したものの、ほとんど動かしていない会社様からのご相談が増加してきています。

香港法人に社員を雇用している状態での事業撤退となる場合は、香港法人の社員の解雇に関する手続が発生しますので、そちらに関しては別途ご相談の上、対応が必要となります。

 

香港法人を撤退する際は、「清算手続き」を行うことになります。

清算手続きには、以下の4つの方法があります。

清算手続きは難しくはないですが、設立時と比べて相当な時間を要します。

  1. 1.抹消登録申請[簡易清算]
  2. 2.株主による任意清算
  3. 3.債権者による任意清算
  4. 4.強制清算

詳細は、

香港法人の撤退・清算・休眠(ガルベラの香港進出サポート) ]をご覧ください。

 

香港法人の清算手続きは難しくはないですが、設立時と比べて相当な時間を要します。

最も簡単な清算方法で、半年から9か月程度で清算手続きが終了します。

 
日数
業務内容
第1日目
清算直前年度までの決算書類を当社へ送信
当社公認会計士が監査法人とやりとり
第10日目
清算報酬及び法定監査費用のお見積り
未収金、未払金、銀行口座(クレジットカードも含む)残高などの整理
第20日目
手続き報酬のご入金
1カ月目
清算直前年度までの財務資料受け取り 
2カ月目
清算直前年度までの決算書作成及び顧客のご承認取得
3カ月目
法定監査及び税務申告提出 (書類郵送及び顧客のご承認の時間を含む)
3カ月目
登記所に登記抹消手続き開始(約6~9カ月かかります)
6カ月目
年度更新手続き
10カ月目
清算結了登記
 

清算期間は、1年前後はかかると認識しておくと良いでしょう。

香港法人の運営状況によっては、清算手続きは複雑になり長い清算期間が設けられます。

ガルベラ・パートナーズグループは日本でも税務・労務・法務の士業事務所ですので、日本と香港の双方の法律に照らし合わせてサポートをさせていただくことが可能です。

 

まずは無料相談を下記よりお申込みください。

 

ガルベラの香港進出サポート:撤退、清算、休眠に関するお問合せフォーム

 
 

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