GERBERA PARTNERSブログ

香港|香港で会社設立する場合のコストや手続日数を知りたい!

2014/08/09

Q 香港で会社を設立しようと思っています。設立手続については、どれくらいのコストと日数がかかりますか?

 

A ガルベラ・パートナーズの香港事務所では、日本企業の香港法人設立をご支援しています。

 

 香港法人の設立は日本で会社登記するよりも簡単なくらいですが、問題点があるとしたら、「住所」と「秘書役」を登記しなければならない点です。ただし、これらはいずれも少しの費用で名義を借りることができますのでご安心ください。

 

 設立手続きは、大きく分けて2つの方法があります。1つは原則的な方法で、イチから会社を設立する方法で書類を準備いただいてから約7営業日が必要です。もう1つは元々存在する会社を購入して名称や会社目的を変更する方法で、「シェルフ・カンパニー」といいますが、通常は弁護士や会計士が会社名を登記しているものをいいます。

 

 シェルフカンパニーの特徴は、設立手続きが2~3日で完了することです。ただし、会社名を変更したりするとその分時間がかかり、シェルフカンパニーを選択する理由がなくなってしまいます。会社名はなんでもいいから、すぐに設立したい!という場合に選択いただく方法となります。

 

 香港法人設立の報酬は、1年間の秘書役名義貸し料金を含めて15,000香港ドル(約20万円)程度です。このほか、月々1,000香港ドル(約13,000円)より、香港法人の運営に係る様々なコンサルティング・サポートを行います。また、銀行口座の開設や記帳代行などのサポートもお任せいただけます。

 

 香港法人の設立メリットは別の機会にご案内しますが、当社の場合、貴社の日本本社様および現地法人に対して、日本と香港の双方で税務会計および労務問題のサポートが可能ですので、なんなりとお問い合わせください。

 

香港法人を置くことのメリット・デメリットに関するQ&Aは、こちらをご覧ください。