2014/09/12
Q 自社で新規事業を立ち上げるのは難しいので、フランチャイズへの加盟を検討しています。どんな点に気を付けて加盟すれば良いですか?
A 法定開示書を確認しましょう。
法定開示書とは、フランチャイズ契約に対する加盟希望者の理解を助けるために、フランチャイズ契約の締結前に、そのフランチャイズシステムの重要事項を書面化したものです。
「中小小売商業振興法」より、小売業(飲食含む)は法定開示書を用意しなければいけません。上記の業種にも関わらず用意していない本部は問題外ですが、上記の業種外でも法定開示書がない本部は避けるべきです。また、中身については下記の点を良く確認しましょう。
・売上と店舗推移……共に同じような増加が見られなければ内容確認。
・解約や更新しない加盟店……理由を確認。
・訴訟件数……ある時点で問題だが内容確認。
・経営指導……教育体制やSV体制の内容確認。
・売上予測やテリトリー権の有無……成功理由を把握していない可能性もあるので内容確認。
その他の注意点については「FC加盟相談センター」の「フランチャイズ加盟の注意点」に記載しています。今回のご質問に限らず、フランチャイズへの加盟を検討する際には、事前にご確認いただきたい内容ですので、是非ご覧ください。