GERBERA PARTNERSブログ

フランチャイズ|「ほっかほっか亭」と「ほっともっと」って何で分かれたの?

2014/12/05

Q 「ほっともっと」って昔は「ほっかほっか亭」だったと聞いたけど、何で分かれたの?

 

A 商標使用に関することで争いになり、別々になりました。

 まず両社が争うことのきっかけになったのは、ダイエーが経営危機に陥ったことです。現在ハークスレイが有する総本部は、元々ダイエーグループの子会社でした。

 

 しかし、1999年4月、ダイエーはフランチャイザーである「総本部」の株式44%と、東部エリアを統括する地域本部の「株式会社ほっかほっか亭」をプレナスに売却、そして吸収合併しました。

 

 この時、「ほっかほっか亭」の商標権は株式会社ほっかほっか亭が所有していたため、吸収合併により、プレナスが取得しました。

 その後プレナスは別会社である総本部に対し、商標使用料を請求しますが、総本部は独占的使用権を主張し、支払を拒否しました。

 これにより、両社は商標問題を争うことになり、08年4月、商標権はプレナスにあるが、総本部にも無償で商標を使用する権利があることを認める判決を下しました。

 

 この争いが発端となり、総本部は「ほっかほっか亭」の西日本エリアを統括するハークスレイに残りの株式を譲渡し、ハークスレイの子会社となりました。

 その後、プレナスはフランチャイズ契約を解消し、08年5月、新しいブランド「ほっともっと」を立ち上げました。

 そして、この「ほっともっと」の立ち上げが次なる争いを生むことになったのです。

 

 続きは「フランチャイズ加盟相談センター」の「フランチャイズの歴史」にて、ご紹介しています。続きが気になる方はご覧ください。