GERBERA PARTNERSブログ

保険|知らなきゃ損する!介護のお金の貯め方!

2015/02/13

Q 近年、介護に関する話題が多く、自分もいつか介護が必要になる時がくるのではないかと漠然とした不安があります。そのような中、知り合いの経営者から法人で節税になり、また、個人で介護保険を受け取った場合は非課税になる方法があると聞きました。概要だけでも結構ですので、教えて下さい。

 

A そうですね、こちらは結論から申しますと法人で介護保険に加入し、途中でその保険を社長個人へ名義変更する、という方法です。

 

 あと、先に申し上げておきますが、これからご紹介するのは会社経営者向けのプランですので、一般の会社員や個人事業主の方にはあまりメリットがないプランとなりますのでご注意ください。

 

 では、以下簡単に流れをご紹介いたします。

<手続き>

・法人で加入する。

・低解約返戻金型の介護保険に加入する。

・加入する保険の種類は「終身介護保障保険」が一般的。

・途中、解約返戻金が低いタイミングで個人へ名義変更する。

 

<内容>

・法人側では全額損金計上できる。(保険会社により異なる場合がありますので、事前にご確認ください)

・一生涯、介護保障が受けられる。

・介護保険制度の要介護「2」以上の状態と認定された場合に、介護一時金及び、介護年金が支払われる。

・個人で介護保険給付事由(上記の要介護「2」以上の認定)が発生しても所得税は非課税となる。

・死亡による給付金は通常ない。(詳細は保険会社へ要確認)

以上となります。

 

 介護はどんなに屈強な経営者の方でも避けて通れないものだと思います。また、介護施設に入るためには多額のお金が必要です。そのお金を節税しながら、上手く貯める方法として上記をご紹介いたしました。

 

 保険については税制改正もよく行われますので、実行される場合は事前に保険税務に詳しい弊社税理士へご相談下さい。