GERBERA PARTNERSブログ

事業承継|父から事業を継ぐ時の注意点は何ですか?

2014/10/03

Q うちの父が一代で作り上げた事業を継ぐことになりました。これまで父のカリスマ性で持ってきた会社を更に成長させる自信がありません。どうすれば良いでしょうか?

 

A 「新規事業の立ち上げ」を検討してはいかがでしょうか。

 

 一般的に企業の寿命は30年と言われています。これは会社が30年で潰れるという意味ではなく、1つの事業の寿命が30年という意味です。

 

 一方、事業を引き継ぐサイクルというのはどれくらいなのでしょうか。40歳前後で創業し、65歳あたりで事業を後継者にバトンタッチすると仮定すると、その期間は20~30年です。

 

 つまり後継者は創業者からピークを過ぎた事業(創業時から同じ事業をしている場合)を引き継ぐことになります。

 創業者は会社を軌道に乗せるため苦労してきましたが、後継者はそれとは異なる苦労、つまり次の時代に向けた新規事業を立ち上げ、軌道に乗せるという苦労が付きまとうのです。

 

 しかし「既存事業の存続」も考えなければいけないですし、お父様と共に会社を成長させてきた「古参幹部との付き合い方」など新規事業を立ち上げようにも、今、すべきことや考えることが多すぎて、とてもそのような時間はないという後継者様が多いことでしょう。

 

 私どもでは「新規事業ドットコム」というサイトを運営し、そこで「後継者の方が新規事業を立ち上げるために注意すべき点」についてご紹介しております。

 更に新規事業のアイデアの有無に限らず、立ち上げるお手伝いもしておりますので、是非一度ご相談ください。