GERBERA PARTNERSブログ

固定資産税|払いすぎていませんか?あなたの固定資産税!

2014/09/18

Q ご近所の方と固定資産税の話が出たのですが、どうも我が家の固定資産税が他と比べて高いように思います。この金額が妥当かどうかを調べる方法はありませんか?

 

A 固定資産税は土地や建物を一定のルールで評価してそれに税率をかけて計算します。ですので、土地や建物の評価が適正かどうか、それがポイントになってきます。

 

 固定資産の評価額は、その固定資産が所在する市町村の役場で確認することができます。固定資産課税台帳という台帳に記載されており、いつでも誰でも見ることができます。これを閲覧といいます。

 

 この他、土地価格等縦覧帳簿・家屋価格等縦覧帳簿というものがあり、この帳簿にはその固定資産の所有者の氏名や名称は記載されておらず、種類・構造・面積・価格等が記載されているだけで、自己の所有する固定資産と同一の地域にある固定資産の情報のみ見ることができます。これを縦覧といいます。縦覧すれば自分が所有している固定資産の評価が他と比べて適正かどうかを確認することができます。

 

 縦覧できるのは、固定資産の所有者で固定資産税をきちんと納税している人に限られています。また縦覧できる期間も市町村によって異なっていますので注意が必要です。(東京都の場合、通常4月1日から6月30日までです)

 

 縦覧や閲覧をして疑問を感じた場合、固定資産評価審査委員会に対して審査の申し出をすることができます。これを審査請求と言います。

 

 審査請求をするには審査請求書の提出が必要になりますが、これは提出できる期間が決まっており、納税通知書の交付を受けた日から60日以内ですので、注意が必要です。