GERBERA PARTNERSブログ

その他|国税のクレジットカード納付制度について教えて下さい。

2016/07/11

Q 国税のクレジットカードによる納付が可能となったと聞きましたが、詳しく教えて下さい。

 

A 国税の納付手段の多様化を図る観点から、平成29年1月より、インターネット上でのクレジットカード納付を可能とする制度が創設されました。納付手段の選択肢が広がるとともに、金融機関などへ出向く手間も省け、利便性が向上されます。

納付書で納付できる国税を対象とし、税目についての制限はありません。ただし、金額は、クレジット会社の取り扱い上、1,000万円未満に限定されているため、高額な納付には利用できない点について注意が必要です。また、手数料は納税者の負担となります。

 

 クレジットカードに係る事項につきインターネットを利用して入力し、クレジット会社に納付を委託することができます。クレジット会社が納税者の委託を受けたときは、カードによる決済が完了した時点で国税の納付があったものとみなして、延滞税・利子税等に関する規定が適用されます。

 

 なお、納税証明書の発行は、クレジットカード会社による日本銀行(歳入代理店)への納付が完了してからでないと発行できないと想定されるため、日数を要することが考えられます。

 


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