GERBERA PARTNERSブログ

その他|償却資産って何ですか?

2014/08/14

Q 償却資産税の申告書が届きましたが、これはいったい何なのでしょうか?そもそも償却資産というのは何なのでしょうか?

 

A 償却資産というのは、土地や建物以外で、事業用に使用している資産のうち、法人税や所得税の計算をする際に減価償却をしている資産のことをいいます。

 

 具体的な例を挙げますと、構築物でいうと宣伝塔、フェンス、煙突等、機械でいうとクレーン、コンベアー等の運搬設備等、備品でいうと応接セットやパソコン、サーバー、プリンタ、机、椅子、冷蔵庫などです。

 

 償却資産税は旧定率法という一定の割合を掛けた方法で減価償却を行い、各資産の評価額を計算します。その各資産の評価額を合算したものに税率(1.4/100)を乗じて税金を計算いたします。

 

 しかし、合算したものの合計が150万円未満の場合に税金はかかりません。ただし、この場合でも申告は必要となります。

 

 法人税や所得税の計算において、選択している減価償却の方法によっては申告が不要な場合もあります。

 

   申告の際はお気軽に弊社担当者までご相談ください。