2024/04/22
A、日本企業の一般的な国際展示会への出店方法をご案内いたします。
日本企業が中国で展示会に参加する流れは、一般的に次のようなステップになります。
最初に、出展の目的・目標を明確にする必要があります。目的には下記のようなものがあります。
新製品の展示、パートナー探し、中国市場動向の理解など様々です。
出展の目的を明確にすることにより、企業がこれからの準備作業をより的確に対応できるようになります。
目標とは、どのくらいの規模の会社や社数等のコンタクト数や商談数を具体的に設定することになります。
出展の目的・目標に応じて、適切な展示会を選択します。
展示会の規模、影響力、出展者のタイプ、展示会のテーマなどを考慮し、出展目的や目標を到達しやすい展示会の選択が重要となります。
選択した展示会の公式サイトにアクセスし、アカウントを登録して出展申請フォームに記入いたします。
フォームに記入する際に、詳細な会社情報、製品説明、その他の関連資料を提供する必要があります。
出展タイプや必要なブースの大きさに応じて、出展費用を支払います。
料金については、展示会の公式サイトで公表されています。
申請を提出後、展示会組織側は申請に対して評価と審査を行います。
審査が通過すると、日本企業は出展確認書もしくは出展招待状を受け取ることができます。
日本企業が展示会に従業員を派遣する場合は、従業員は中国に入国、展示会の参加のために必要なビザやその他の入国手続きを行う必要があります。
日本の中国大使館や領事館に連絡して詳細な情報を入手することをお勧めします。
出展申請が承認され、ビザが取得できれば、日本企業は航空券の予約、ホテルの宿泊などのスケジュールの手配を開始することができます。
中国に行く前に、日本企業は製品のサンプル、宣伝資料など、出展に必要なすべての材料を準備する必要があります。
展示会で大きなブースや装飾を行う場合は、ブースのデザインや施工の専門業者との打ち合わせ・契約等が別途必要になります。
出展・展示会期間中、日本企業の参加者は製品展示、名刺交換、交流、商談などの各種活動に積極的に参加し、出展目的・目標を達成しなければなりません。
展覧会が終わった後、日本企業はできるだけ早く潜在顧客との連絡をフォローし、協力関係を強化し、そして出展経験を総括し、次回の出展に準備します。
最後に、展示会によって具体的な流れや出展条件が異なる場合があります。日本企業は実際の状況に応じて、主催者の要求に柔軟に対応しなければなりません。同時に、出展が順調に進行するために、日本企業は事前に中国の関連法規や政策を理解し、現地の環境によりよく適応することが重要になります。
今回は、中国での国際展示会への出店方法についてご案内いたしました。まだ、2024年の出展の間に合う国際展示会もございますので、ご興味ある方はご連絡ください。中国法人設立および展示会に関してのご相談はhttp://business.chinafocus.jp/まで、お問合せください。
ガルベラ・パートナーズでは、中国進出から会計税務・労務・中国での生活サポートなどをワンストップでサポートしています。具体的なサービスといたしましては、設立・会計以外に①法律関係(裁判、労務訴訟対応、会社内法律顧問)②物流関係(輸入、輸出際の税関規定)③工場アテンド(中国国内工場探し)④展示会関係(ブースの構築、人員配置など)⑤代理店探し(中国の販路拡大)⑥取引調査(財務データ調査、信用調査)を行っています。
是非、お問合せ下さい
◆ガルベラのメールマガジンに登録しませんか◆
ガルベラ・パートナーズグループでは毎月1回、税務・労務・経営に関する法改正や役立つワンポイントアドバイスを掲載したメールマガジンを配信しております。 加えて、メルマガ会員のみガルベラ・パートナーズグループセミナーに参加可能!
10秒で登録が完了するメールマガジン 登録フォームはこちら!