GERBERA PARTNERSブログ

育児介護休業|男性育児休業の現状は?

2021/10/04

Q、今後、法改正も予定されているそうですが、現在、男性の育児休業取得はどのくらい進んでいるのでしょうか。

A、現在、男性が育児休業を取得している会社、男性が育児休業を取得する率とも増えてきています。また、男性が育児取得しやすくなるよう改正も予定されています。

 

解説(公開日:2021/10/04)

 

1.男性の育児休業取得の状況

令和3年7月30日に、厚生労働省が「令和2年度雇用均等基本調査」を公表しました。この調査によれば、男性の育児休業に関する現在の状況は次のとおりです。

 

(1) 男性の育児休業者がいた事業所の割合

平成 30年10月1日から令和元年9月30日までの1年間に、配偶者が出産した男性がいた事業所のうち、男性の育児休業者(上記の期間に配偶者が出産した者のうち令和2年 10 月1日までの間に育児休業を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む。))がいた事業所の割合は 15.8%でした。平成11年度(1.8%)から平成25年度(3.4%)までは、低い年度で0.5%(平成17年度)、高い年度で4.6%(平成19年度)と少ない数字の中で上がり下がりがありますが、平成25年度の調査結果以降は、毎年度上昇しています。令和2年度の結果は、令和元年度の10.5%と比べて大きく上昇しました。

 

(2) 男性の育児休業者割合

平成30年10月1日から令和元年9月30日までの1年間に配偶者が出産した男性のうち、令和2年10月1日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む。)の割合は 12.65%でした。この調査も平成8年度の調査結果から、一部小幅な揺れはあるものの一貫して上昇傾向にあり、令和2年度調査結果は、前回調査(令和元年度 7.48%)から大きく上昇しました。

「令和2年度雇用均等基本調査」事業所調査結果概要(厚生労働省:PDF)

  1. 育児休業者の有無別事業所割合は、資料内16ページ 図1
  2. 育児休業取得率の推移は、資料内18ページ  図2
 

(3) 育児休業取得期間

育児休業の取得期間については、同じ調査の平成30年度調査に詳しい数字が載っています。

平成30年度の調査結果では、女性の育児休業期間に、「10~12か月」(31.3%)、「12~18か月」(29.8%)が多いのに比べ、男性では、「5日未満」(36.3%)、「5日~2週間未満」(35.1%)が多くなっています。

「平成30年度雇用均等基本調査」事業所調査結果概要(厚生労働省:PDF)

  1. 育児休業の取得期間は、資料内18ページ  表3
 

2.今後に向けて

さらに男性の育児休業取得を促進するために、令和4年4月から、段階的に育児・介護休業法の改正が施行されます。育児介護休業法の改正については、以前にブログ(「育児介護休業|男性従業員の育児休業について」)でもご紹介していますが、より詳しい内容のリーフレットが厚生労働省から発表されました。

■「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内(厚生労働省:PDF)」

 

現在は、女性に比べて、男性の育児休業取得率は低く、取得期間も短いですが、法改正も予定されており、今後、さらに取得者が増え、長い育児休業を取る男性も多くなってくることと思われます。ぜひパンフレットや改正情報を参考に、男女とも仕事と育児を両立できるように制度づくりをご検討されてください。

 

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