2020/07/15
テレワークにおいて、従業員が事業場外で勤務するためには、パソコンをはじめとした情報通信環境を整えることが必要ですが、会社から情報通信機器を従業員に支給するときに、発生する問題が経費です。加えて、持ち帰ったはずの端末機器が紛失したり、盗難されることも考えられ、壊れたなどのトラブルも想定しなければなりません。
会社側は、これらの問題に対応し、トラブルを未然に防ぐ必要があります。
そこで、検討されるのが利用ログを確認できる製品です。パソコンでどのような処理が行われているかなどを追うことができるシステムで、状況に応じてリモートワイプ機能の活用も検討したいところです。
リモートワイプとは、遠隔地から端末機器を操作し、データを削除する機能で、端末機器を操作しても情報を得られなくなる効果があります。
紛失したり、盗難に遭ったりした場合に備えた情報漏洩対策になります。なお、端末機器を操作できないようにするリモートロックという機能も有効となります。
その際は、データ消去前に専用サーバーへバックアップする場合が多いです。
しかし、リモートワイプの成功率は6~16%という統計結果もあり、考えている成功率よりも低い数値なのではないでしょうか。
(出典:株式会社テクノ・システム・リサーチ[2018-2019年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析])
その問題の前提には、端末データに情報が残っていることです。
そこで、データが残らないツールの活用も検討してみるといいかもしれません。
また、従業員にとって使いやすいシステムという観点も必要であり、生産性向上も忘れてはなりません。
端末機器にデータが残らないシステムがあれば、会社から支給すべき端末機器に係る経費を削減できることに加えて情報漏洩対策にも繋がります。
以下にご参考ツールをご紹介いたします。
こちらのサービスは、労務規定と連携もできて、従業員によって時間帯に応じた利用制限も加えることができます。
[フレキシブルでセキュアなデジタルワークスペースサービス「moconavi(モコナビ)」のご紹介(PDF資料)]
office365やsansanなどさまざまなアプリケーションを一つのアプリとして安全に繋げることもできますし、スマートフォンはもちろんタブレット、ガラホでも利用が可能です。
上記については弊社「テレワーク対策なび」サイトで詳しくご案内しておりますので、ぜひ一度アクセスしてみてください。
是非、テレワーク導入を行って、生産性・効率性の向上や経費削減、多様な人材の活用などの実現に繋げたいところですね。
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