雇用代行サービスとは何か | ガルベラ・パートナーズグループ

Ｑ、当社はソフトウェアを使った人材を募集しています。
しかし、優秀な人材は人件費もかかり、その募集が難航しています。
そこで優秀な外国人の採用も視野に入れていましたが、手続きの問題やサポート体制不整備で現実的ではありません。何か良い方法はないでしょうか。

Ａ、優秀な外国人の採用を検討されているならば、雇用代行サービスというものを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

解説（公開日：2023/10/25 　最終更新日：2023/10/26 ）

   

雇用代行サービスとは文字通り、雇用を代行するものです。

 

そのなかでもGEOサービスというものがあり、「海外での雇用を代行する」という意味です。

Global Employment Outsourcingの略で、海外進出時の一つの進出形態として特に中小企業を中心に注目を集めています。

優秀な外国人を日本国内ではなく海外で雇用するものですが、雇用者はサービス提供会社です。その雇用代行をもとに自社のサービス展開に際して被雇用者に役務を提供してもらうものがその内容です。

海外での外国人採用を視野に入れるなかで、海外に現地法人設立を検討される例もありますが、一般的なもので、海外進出時に以下のような内容を悩まれる方が多くいらっしゃいます。

このような悩みに対し、GEOサービスの使用でメリットもさまざまです。

 

海外の法人設立では、その設立費用・資本金払い込み等のイニシャルコスト（初期費用）に加えて、法人運営に伴うランニングコストがかかります。

必要に応じて撤退の場合に法人の清算手続きが必要です。

 

また、法や商慣習が異なるため、手続きやリスクなどさまざまなものを確認しながら進めていく必要があります。

コストのみならず、労力も必要で、短期間かつ低コストで海外での事業活動を始められることもGEOサービスのメリットといえるでしょう。

 

しかしながら、許認可の要する事業や小売業、飲食業などの現地でサービスを行うものはGEOサービスに向いていないことは注意を要します。

IT人材不足といわれている国内のなかで、海外ビジネスの成功確率は50%を割るともいわれております。

多額のコストと人員を割くことは中小企業にとって決断しづらく、コスト負担を抑えながら雇用代行サービスを使用し、状況を見ながら法人設立を視野に入れるなど、さまざまな展開のなかでGEOサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

 

ガルベラ・パートナーズグループでは、べトナムに現地法人があり、雇用代行サービスをご提供いたしております。

なお、税理士や社会保険労務士など専門家集団のため、ベトナム側はもちろん日本側においても国際税務・国際労務対応が可能です。

現地に法人や駐在事務所がないため、煩わしい税務会計業務から解放されます。

また、給与計算等は当グループベトナム法人が代行します。

 

上記サービスに加えてオプションより情報提供サポート、法人設立では海外赴任規程、就業規則作成等をも承っております。

 

海外進出に伴う時間的・経済的コストの軽減が期待できる雇用代行サービスほか、上記内容について、お気軽にご相談ください。